【中国・四国】2018年7月28日(土)は皆既月食!!見える時間と方角は?【各都道府県の月食の見え方】
夜空に浮かぶ赤い月『皆既月食』
月が地球の影に隠れる月食。
そんな月食が2018年7月28日(土)の明け方に起こります。
大接近を迎える火星も月の近くで明るく輝いているので一緒に楽しみましょう!!
関西での月食の見え方(時間・方向方角)を各都道府県別にご紹介します。
鳥取県・島根県・岡山県・広島県・山口県・徳島県・香川県・愛媛県・高知県が対象です。
中国・四国以外での月食(皆既月食)の見え方は以下のページへ移動してください。
・関西
目次
- 今回の月食のポイント
- 鳥取県での月食の見え方
- 島根県での月食の見え方
- 岡山県での月食の見え方
- 広島県での月食の見え方
- 山口県での月食の見え方
- 徳島県での月食の見え方
- 香川県での月食の見え方
- 愛媛県での月食の見え方
- 高知県での月食の見え方
今回の月食のポイント
★ポイント1 中国・四国の条件
中国・四国での皆既月食の条件は東の地域に比べると大分いい感じです。
皆既月食がになる午前4時30分には薄明が始まっていますが、それでもまだ空が暗いでしょう。
皆既月食を見られるかどうかは「皆既月食の明るさ」と「月の高度」、「空の明るさ」、「大気の状態」によって変わってくるのではないかと思います。
とにかく見てみないことには始まりませんので、どこまで月食が見られるか観察してみましょう!!
皆既月食が見える見えないかをはっきり書けないのが悩ましいところですが、
逆に考えるとどの地域まで見られるかを多くの人で観察してボーダーラインを作るのも面白いと思います。
★ポイント2 日にち・時間帯
2018年7月28日(土)の明け方です。
☆スケジュール☆
午前2時13分 半影月食始まり
午前3時24分 部分月食始まり
午前4時30分 皆既月食始まり
半影月食はあまり気にしないでください。
大切なのは、3:24頃から徐々に欠けていき、4:30分に皆既月食になるということです。
★ポイント3 方角と観察場所
南西の空が地平線近くまで開けた場所で観察しましょう。
月は欠けながら南西の方角へ沈んでいきます。
★ポイント4 観察方法
部分日食は肉眼でもばっちり見えます。皆既月食は双眼鏡や望遠鏡での観察がおすすめです。
それでは各都道府県の見え方をご紹介します。
図はAstroArtsのステラナビゲータver.10を使って作成しました。
鳥取県での月食の見え方
部分月食はばっちり見られますが、皆既月食が始まる4:30頃には空が明るくなっており、月はとても低い位置にいます。
南西の空が地平線近くまで開けた場所で観察しましょう。
(画像にある10°という高さは手を伸ばして握りこぶし一個分の角度です。)
島根県での月食の見え方
部分月食はばっちり見られますが、皆既月食が始まる4:30頃には空が明るくなっており、月はとても低い位置にいます。
南西の空が地平線近くまで開けた場所で観察しましょう。
(画像にある10°という高さは手を伸ばして握りこぶし一個分の角度です。)
岡山県での月食の見え方
部分月食はばっちり見られますが、皆既月食が始まる4:30頃には空が明るくなっており、月はとても低い位置にいます。
南西の空が地平線近くまで開けた場所で観察しましょう。
(画像にある10°という高さは手を伸ばして握りこぶし一個分の角度です。)
広島県での月食の見え方
部分月食はばっちり見られますが、皆既月食が始まる4:30頃には空が明るくなっており、月はとても低い位置にいます。
南西の空が地平線近くまで開けた場所で観察しましょう。
(画像にある10°という高さは手を伸ばして握りこぶし一個分の角度です。)
山口県での月食の見え方
部分月食はばっちり見られますが、皆既月食が始まる4:30頃には空が明るくなっており、月はとても低い位置にいます。中国地方の中では一番条件がいいです。
南西の空が地平線近くまで開けた場所で観察しましょう。
(画像にある10°という高さは手を伸ばして握りこぶし一個分の角度です。)
徳島県での月食の見え方
部分月食はばっちり見られますが、皆既月食が始まる4:30頃には空が明るくなっており、月はとても低い位置にいます。
南西の空が地平線近くまで開けた場所で観察しましょう。
(画像にある10°という高さは手を伸ばして握りこぶし一個分の角度です。)
香川県での月食の見え方
部分月食はばっちり見られますが、皆既月食が始まる4:30頃には空が明るくなっており、月はとても低い位置にいます。
南西の空が地平線近くまで開けた場所で観察しましょう。
(画像にある10°という高さは手を伸ばして握りこぶし一個分の角度です。)
愛媛県での月食の見え方
部分月食はばっちり見られますが、皆既月食が始まる4:30頃には空が明るくなっており、月はとても低い位置にいます。四国の中では条件がいいです。
南西の空が地平線近くまで開けた場所で観察しましょう。
(画像にある10°という高さは手を伸ばして握りこぶし一個分の角度です。)
高知県での月食の見え方
部分月食はばっちり見られますが、皆既月食が始まる4:30頃には空が明るくなっており、月はとても低い位置にいます。四国の中では条件がいいです。
南西の空が地平線近くまで開けた場所で観察しましょう。
(画像にある10°という高さは手を伸ばして握りこぶし一個分の角度です。)
中国・四国での皆既月食の紹介はいかがでしたか?
条件はあまりよくないものの、あきらめずに月食を観察してみましょう!!
今回の2018年7月28日(土)明け方の皆既月食の全体の説明は下記の記事をご覧ください↓